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日銀の動きより、自分の老後の動きを気にしよう

株式投資が大好きだった大阪のファイナンシャルプランナー中野です。

ファイナンシャルプランナーとして独立する前は技術系の会社員だったのですが、当時規制緩和やインターネットの普及が始まったのもあってネット証券が開業していた時期でした。
元々投資には興味があったので、さっそくネット証券に口座を開設して株式投資にのめり込みました。

そんな時期だったら、こんなニュースが出ていたら、「おおっ!」と思ってチャートにかじりついたと思います(苦笑)。
日銀、新政策「量的・質的金融緩和」を導入 市場調節はマネタリーベースに変更、資金供給を倍増へ

詳しい話はパスしますが、日銀がお金の供給は増やすわ、株式もREITももっと購入するわでデフレ脱却を狙おうというものです。

このニュースが出た途端、市場は活況になりましたので、機関投資家や「売った・買った」の投資家はヒートアップしているに違いありません。

短期の利益より、長い目でみて投資をしよう

売った・買ったで選んだ銘柄が自分の思い通りの動きをして利益を得ることができるのは趣味としては本当に楽しいのですが、「暮らしのお金」としてはまったく意味がありません。株式の売買自身を仕事にするなら別ですが、自分の仕事をしながら家族や友人たちとの交流や趣味に時間をかけたいのなら、ニュースに左右されない「自分の目的」が非常に大事です。

・自分が投資する目的は何なのか?
・目的のために必要なお金はいくらなのか?
・今持っているお金と、これから貯めるお金からどうやって目標額を達成するか

をしっかり考える必要があります。

わたしの場合は、「65歳までに2,000万円の老後の生活費を確保する」という目的があります。
この目的の準備のために使えるお金は毎月3万円と手持ちの150万円です。
貯金だけでは1050万円にしかなりませんので、投資信託の積み立て、年金保険の活用などを行っています。

日銀が2年間で物価上昇率を2%上げるための動きはわたしの目標には大きくは影響しません(もちろん、運用の結果やインフレ率による目標額のアップは考えないといけないかもしれませんが)。

日銀の動きは横目で見ながら、まずは「あなたの目的・目標」をしっかりと考えましょう。

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