資産運用で思うこと

小泉総理時代に「貯蓄から投資へ」を合言葉に資産運用がずいぶんと一般化してきました。
わたしがファイナンシャルプランナーになりたての頃は、ファイナンシャルプランナーでも投資をしたことがない方が大部分でした(^_^;)

とは言っても10年弱のお話なのでまだまだ浸透しきっていないのかな。と思います。

資産運用のお話でちょっと気になるなぁと思うのが、「長期運用」という言葉です。
長期運用というと、「長く持ち続けること」という風に、金融機関が宣伝しているのですが、これって本当にいい運用方法なのでしょうか?
ずーっと下がりっぱなしで回復の見込みがないのに持っていても仕方ないのでは?と思ってしまいます。
逆に、今後期待ができる投資先がでてきたならそちらに資産を移してもいいのではないでしょうか?

もちろん、売ったり買ったりを頻繁にすることをお勧めしているわけではありません(手数料が入って喜ぶのは金融機関ですしね!)。

何が言いたいかというと、長期運用というのは、『長い時間運用を続ける』というこではないでしょうか。つまりは、ある程度手間をかけて定期的に、または運用状況の
変化があったときにきちんと運用方針を考えることが必要があるのではないかな。ということです。
毎日毎日相場を眺める必要はまったくないと思いますが、3か月や半年に一度は、資産状況と相場の状況をチェックしてみてる必要があるのではないかと思います。

もし、ほったらかしになっている資産があれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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