確定拠出年金継続教育セミナー

2012/02/24

T社さま確定拠出年金継続教育セミナー講師を担当させていただきました。

導入後何度目かの継続教育セミナーとのことでした。非元本確保型の商品を選択されている方も多かったので、制度導入後の各指標の動きに関しての説明の比率が高い説明会になったかと思います。

資産運用は長期運用とはいえ、ある程度相場も考慮して購入資産は微調整された方がいいと思うので、その調整の一助になっていれば嬉しいです。

例えば、A,Bふたつの運用商品を保有している場合があるとします。

Aは思ったより結果が良く、Bは調子がイマイチだった場合、Aの一部を売却してBに預け替えすることも一つの考え方です。

Aは高くなっているところで一部売却することで利益確定をすることができ、Bは低い状態にあるとので買い増すことで、上がった時のリターンが期待できます。

一般的に「リバランス」という考え方です。

確定拠出年金では、売却益に対して税金がかかりません。

一般的な証券会社では利益が出ていて売却をすると利益に対して課税がされますので、売却せずにリバランスをしますが、いろいろと計算が面倒なのですが、確定拠出年金の場合、そのような税金の事を考えずにリバランスができるのが特徴です。

上手にリバランスすることでリスクを減らしながらリターンをより効果的に得ることができます。

大事な老後のお金ですので、半年に一回くらいチェック&アクションしていただければと思います。

 

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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