長期運用のポイント~目先の下げに動ぜず

『個人、目先の下げに動ぜず』こんな見出しで日経新聞に記事が出ていました。

内容は投資信託に個人投資家の資金が流れているという情報記事でした。

8月後半に中国株の極端な下落やギリシア問題の再燃などで日本や

米国の株価が急に下がっていました。

投資信託は、元々の運用の考え方が『長期運用』です。

少額でも、様々な資産に分散して長く持つことでリターンを得ることを

目的としているので、記事の見出しのように『目先の下げ』で売り買いを

する商品ではありません。

ただ、金融機関にとっては、手数料が収入ですから、売ったり買ったり

してもらうことを期待して提案という名の売り込みを行います(^_^;)

過去の経験からも運用は長期で考える

数年前のリーマンショックで半分になった株価も長く保有する

ことで、回復した。1ドル80円だった、為替が120円台に戻った
などを体験していると、今の株価の下げくらいでは、動じない人が

増えたのかもしれないな、記事を読んで嬉しく思いました。

 

資産運用は短期の結果ではなく、少し先の目的に合わせて運用すること。

経済は世界全体で長い目で見れば緩やかに成長する、という事を信じること。

 

この二つをベースに長期分散投資をしていただけると、お金に振り回されない

人生がつくれるのではないかと思います(^.^)

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

理系の大学を卒業後、エンジニアとして就職、金融機関勤務を経ず、2005年独立系FP事務所LBプランニングを開設。年間500件以上のマネー相談を受け、「生活者目線のわかりやすい説明」が評判を呼び、NHKや関西テレビなどでの出演、auカブコム証券、ARUHI、信用金庫などでのマネー記事の執筆、企業や行政などでのマネーセミナーなどの実績を持つ。現在も個人の住宅購入、資産運用、保険の見直しなどマネー相談を中心に活動中。2級ファイナンシャルプランナー技能士、AFP、証券外務員二種、DCプランナーを保有

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