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お金は大事だけど、価値観はもっと大事

一単位取れてなくて卒業証書をもらえなかった・・・という夢をいつまで経っても見てしまう、大阪のファイナンシャルプランナー中野です。

わたしは某理系私立大学を5年も行ったのは、勉強が大好きだから・・・ではなく、単位を落として1年余計に通ったというオオバカモノでございます。大事な単位を落としたトラウマなのか、この夢は何度となくみてしまいます(^_^;)

さらに、わたしが卒業した年はその後、「就職氷河期1年目」と言われる時期で就職しても先輩方のようなところには到底就職できない、というちょっと暗い時代のはじまりでした。

それから15年以上経つのですが、現在もいい学校出身、高学歴でも就職先がないという、ワーキングプアの問題が取りざたされています。いい大学を出ても就職先がない、高学歴なのに賃金の安い仕事しかない、などなどいろいろな問題があるかと思います。

そんな中でも、親が思う「子供に勤めて欲しい会社」というアンケートでは、トヨタ、ANA、タニタ、任天堂などがランクインしたようです。

価値観に合う会社選びを

子供に勤めて欲しい会社にランクインしている会社ってみんな大企業なんですよね。もちろんアンケートなので、どうしても名の通った会社になってしまいがちかもしれません。ただ、社会経験を積んだ大人でも大企業に一票投じる訳ですから、実際に就職活動をしている20歳前後の若者はもっと有名企業しかイメージできないことだと思います。

大企業=安定というイメージがあるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?ランクインしたANAのライバル会社は?タニタは計量器をつくるメーカーですが、メーカーって最近安泰でしょうか?

安定とか、安泰というのは、暮らし≒お金だと思うのですが、これだけで就職先を考えてしまうと、お金が思ったように入らない⇒転職、となってしまいます。まだ成人して数年しかたってない若者に価値観と言っても難しいのかもしれませんが、お金だけでなく、働き甲斐やライフスタイル、生き方なんかもしっかり考えて就職活動してほしいなぁと思います。

もちろん、若者が一人でこんなことを考えるのは大変です!両親や身近なひとが「いい会社に入りなさい」ではなく、「どんな社会人になりたいのか」「自分らしさって何なのか?」など、ちょっと時間を作って向きあってあげてほしいなぁと思います。

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