お金にはそこそこ働いてもらいましょう!

ここ最近の円安や株価の上昇でなんとなく運用熱が出てきているような感じがしますね。

確かに、株式投資やFXで売ったり買ったりして利益を得たい人にとっては面白い相場なのかもしれません。

だからといって、流行に乗っかって資産運用を行うのは「ちょっと待った」となってしまいます。

為替や株価は上がったり下がったりするものです。上がったものはいつか下がるときがあります。なのである特定の相場で一時的に利益を上げたとしてもそれが長期的に続けることは難しいのではないでしょうか?

私たちがお金を必要とするのは、自分や家族が幸せに暮らすためですよね?

なので、たくさんお金があっても、家族との団らんのための時間やゆとりがなくてはお金だけあっても仕方がありません。お金儲けのために団らんの時間が無くなってしまっては意味がないのです。

短期的な家計に必要なお金は自分自身で働いて稼いで、将来の家計に必要なお金はお金にお稼いでもらう。そんなイメージで資産運用をしてもらいたいと思っています。

つまり、お金に稼いでもらうのは長い時間をかけることができるというのが前提です。長い時間の中でひとつの市場だけで勝負するのは非常に危険です。

たくさんの市場、たくさんの地域に分散して投資することで、どれかがダメでもどれかが育っている。あんまり手間はかけていないけど、平均したらそこそこ増えている。そんな働き方をお金にしてもらいましょう!

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

理系の大学を卒業後、エンジニアとして就職、金融機関勤務を経ず、2005年独立系FP事務所LBプランニングを開設。年間500件以上のマネー相談を受け、「生活者目線のわかりやすい説明」が評判を呼び、NHKや関西テレビなどでの出演、auカブコム証券、ARUHI、信用金庫などでのマネー記事の執筆、企業や行政などでのマネーセミナーなどの実績を持つ。現在も個人の住宅購入、資産運用、保険の見直しなどマネー相談を中心に活動中。2級ファイナンシャルプランナー技能士、AFP、証券外務員二種、DCプランナーを保有

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