老後や終活の準備は早い方がいい?

最近老後資金準備のご相談が多い大阪のご当地FP中野です。

最近、「○活」が流行ですね。この流行のひとつが「終活」があります。就活と読みが一緒でブレイクしたのかなぁと個人的には思っています。最後の事をしっかり考えたい、自分の死後に家族に想いを伝えたい。大事なことだと思います。

その終活の中でも、3人に1人が葬儀費用準備をしたとのこと。やはり、残された家族にお金の負担を掛けたくないという思いがあるのでしょうか。

終わりと考えず、生き方自身を考えよう

終活に限らず、老後のことなどについて「いつくらいから考えた方がいいですか?」と聞かれますが、「気づいた今から考えた方がいいです」とお伝えしています。

これまでも、「もうちょっと早くしとけば・・・」って思うことはなかったでしょうか?
大半のことがそうですよね(苦笑)。

老後の事も一緒で気づいたときから考えるのが一番だと思います(過去には戻れませんから)。

若いうちから老後のことなんてかんがえられないでしょうし、老後、終わりに向かう、ということではなく、生き方自体を考えてはいかがかと思います。

今のことを大事に考えるのか、今は我慢しても将来悠々自適にしたいのか、今も将来も我慢も満足もそこそこ味わいたいのかによって準備も大きく違ってくるでしょう。

今の事を中心に考えるなら今の生活を充実させるためにお金を使う。
将来のために今は贅沢しない。
ストレスない程度にコツコツ貯めていく。

それぞれがそれぞれの考え方、つまりは生き方を考えてもらえたらいいな、と思っています。

ファイナンシャルプランナーは、「ファイナンシャル」なんてついていますからお金の専門家であることは間違いありませんが、決して金融のことだけを考えているのではなく、相談に来て下さる方の生き方、暮らし方にあったお金との付き合い方を一緒に考えていく仕事だと思っています。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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