自分で資産運用をはじめる前に企業年金もチェックしましょう!

大阪のファイナンシャルプランナーの中野です。

老後のことを考えて貯蓄や資産運用をする。
とってもいいことだと思いますが、もしかしたら今やってる貯蓄や資産運用は老後のためには多すぎるかもしれません。

もちろんたくさんお金がある方が豊かな暮らしになるかもしれませんので、準備するにこしたことはありませんが、今の生活を逼迫させたり、したいことをガマンするのも残念ですよね。

老後の暮らしに安心を持たせながら今の暮らしも充実させることが大事だと思っていますし、ご相談に来られた方にも必ずお伝えしています。

貯めすぎや無理な運用利回りになるケースとして代表的なのは、会社員の方で企業年金がある場合です。企業によっては、国民年金、厚生年金のほかに企業が独自でしている企業年金もあります。

つまり、会社が社員の老後のための資金準備をしていることがあります。企業年金は、その企業で運営方針もマチマチです。例えば、確定給付型だったり、退職金と同じ扱いだったり、確定拠出年金という制度を使っていたりとさまざまです。

もらえるの金額ももちろん企業によって違いますから要チェックですねよね!

企業年金を考慮したら意外に老後も安心かも。という人は、今のうちに使えるお金が増えてラッキーですよねっ!

企業年金があるのか、ないのか。あるとしたら、いくらくらい貰えそうなのかもチェックしてください。

老後資金を早いうちから準備することはそれだけ運用期間を長くすることができるので、有利になることがたくさんあります。
しかし、今の生活に負担を与えるような運用は絶対に避けて欲しいと思っています。

国の制度、会社の制度、さまざまな制度をうまく利用して、足らないところを資産運用で補うことで、必要以上にリスクを取るような運用をしないようにしていただければと思っています。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

理系の大学を卒業後、エンジニアとして就職、金融機関勤務を経ず、2005年独立系FP事務所LBプランニングを開設。年間500件以上のマネー相談を受け、「生活者目線のわかりやすい説明」が評判を呼び、NHKや関西テレビなどでの出演、auカブコム証券、ARUHI、信用金庫などでのマネー記事の執筆、企業や行政などでのマネーセミナーなどの実績を持つ。現在も個人の住宅購入、資産運用、保険の見直しなどマネー相談を中心に活動中。2級ファイナンシャルプランナー技能士、AFP、証券外務員二種、DCプランナーを保有

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