地震保険、「後付け」できます

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災害が多発、大型化しています

わたしが子どものころは台風というと30号など台風の数が多かったのですが、最近では、20号とかも聞かなくなっていますが、先日、テレビの天気予報を見ていると、「台風の数は減っているが、ひとつひとつの台風が大型化している」と言っていました

たしかに、そんな感じはありますね
台風などの災害の後、屋根の修理などの訪問販売(詐欺?)なども横行しているようなので、被災後もいろいろと気を付けなくてはいけませんね

地震についても年初に能登半島で、8月には日向灘震源の地震がありました日向灘の地震の際は初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、「南海トラフ巨大地震がすぐくるのではないか・・・」と不安に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

災害への備え~火災保険・地震保険から

特に、マイホームをお持ちの方は家に万が一があった場合に備えて火災保険に加入していると思いますが、地震保険はどうでしょうか?
2022年における地震保険の世帯加入率は35.0%となっています
ただ、2022年に火災保険に加入した人が地震保険に加入しているのは70%と高い比率になっているので、新たに購入した人は地震保険に加入している可能性が高いのかな?と思います

マンションの地震保険加入の必要性は戸建てに比べると低いと個人的には思っていますので、戸建ての加入率を知りたかったのですが、そのデータはありませんでした

地震保険は火災保険と「セット」で加入する必要があります

地震保険は「後付け」できます

一般的にはマイホームを購入した時に、火災保険に加入するため、地震保険のその時に加入するか、加入しないか、加入するなら補償額をどれくらいにするかを決めます

なので、「火災保険を契約した時にしか入れない」と思っている人もいるかもしれませんが、今、加入している火災保険に地震保険を「後付け」することもできます。また、加入条件(金額や補償内容など)
もいつでも変更可能です

今、加入している火災保険を解約→新規契約して、地震保険に加入する必要もありません

ちなみに、火災保険は保険会社各社で同じ補償でも保険料は異なりますが、地震保険については、各保険会社一律(同じ)になっています

「心配だから補償内容を確認したい」「そもそも地震保険が必要か確認したい」などの場合、加入している保険会社やお手続きをしてもらった担当者にまずは相談してみましょう

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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