生命保険の見直しで老後の余裕資金をゲット!?

生命保険の見直しと言えば、現役の世代の人が掛け捨て中心の保険にすることで保険料を減らすことをイメージする方も多いかもしれません。

しかし、見直しをして効果があるのは実は50代、60代くらいの人の方が効果がある場合があります。

この世代の方は「社会に出たら保険くらい入ってなきゃ」というワケのわからない説得(?)で保険に加入されてそのまま継続されている方も多いからです。

以前の生命保険の多くは定期付き終身保険というタイプで、終身保険、定期保険、医療保険などさまざまな保障がセットになっています。

「セットならオトクなのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、10年、15年といった定期的に保険料などの更新があって、そのままケ属して加入しているとドンドン保険料がアップする形になっています。

しかも、子どもが独立して死亡保障はお葬式代くらいでよいと思っていても、セットになっているためある程度の保険金額を設定しなければならないことがあったり、死亡保障の契約がないと医療保障を付けることができないなど、コントロール性が低い場合があります。

目次

保険の見直しは気づいた時にすぐ!

特に40代以上の方は「見直した方がいいかな・・・」と思われた方はなるべく早く相談された方がいいです。

はやい方がいい理由としては、

  • 年齢が上がるにつれて保険料が高くなる
  • より健康な状態の方が有利に加入できる

というふたつがあります。

生命保険は、万が一の時に備えるためのものです。

30歳の人と、40歳の人、50歳の人では、だれが一番万が一が起きる可能性がたかいでしょうか?

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普通に考えれば50歳の人ですよね?

保険会社は万が一の可能性が高い人には保険料を高く設定してるのですが、毎年保険料が上がる訳ではなく、加入するときの年齢で保険料を設定しています。

ですので、同じ保険に入るのなら早い方が保険料は安くなることになります。しかも、若い時の年齢による保険料のアップは大したことないのですが、年齢が上がるにつれて1年の差で保険料が大きく変わります。

また、ご病気をしていたとしても絶対に保険に加入できないわけではありませんが、健康診断で数値の異常がある人とない人ではやはり異常がない人の方が有利に商品を選択することができます。

どうしても年齢を重ねると健康診断の結果も悪くなる傾向があるので、早め早めの見直しが大事です。

どちらにせよ、見直しを後送りにしていると、将来の保険料が高くなることも問題ですが、今払っているムダな保険を払い続けることになります。

少しでも早く見直すことでソンが少しでも減ると思って、気になったらまずは相談してくださいね!

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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