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クレオ大阪西で「40~50代の方へ 老後をとりまくおカネの話」セミナーを開催いたしました。

2017年7月15日に大阪市立男女共同△センター西部館(クレオ大阪西)で「40~50代の方へ 老後をとりまくおカネの話」というテーマでセミナーをさせていただきました。

セミナーは13:00~17:10と休憩をはさんで合計4時間!と長いセミナーでしたが、50名の参加者にご参加いただきました。

内容は

1:あなたの老後リスクは?

2:いまから準備、間に合う準備

と、2部構成になっていています。

クレオ大阪西でのセミナーは、これで4回目、「老後をとりまくおカネの話」3年連続3回目となります。

あなたの老後リスクは?

前半では、「老後リスク」についてお話をしました。

老後というと、どうしても老後の生活費と介護に焦点がおかれがちですが、老後のリスクはそれだけではありません。

生きがいや、医療、痴呆、財産管理、相続など、以外に気付かないリスクがたくさんあります。

特に前半では「ハッピーエンディングカード」を用いて、老後に潜むリスクについてまずは、「どんなリスクがあるかを知ってもらう」ことを行いました。

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ハッピーエンディングカードは、名前の通りトランプを少し大きくしたような49枚のカードをYes,No、Happy,Riskに振り分けることで、老後のリスクを知っていただくことと、「自分はどのようなリスクに対して準備をすればいいか」をゲーム感覚で知ってもらえるツールになっています。

このカードを使って、参加者一人一人のリスクを知っていただきました。

その上で、どのようなことに気を付けなくてはいけないのか、放っておくとどんな問題があるのか?などを時事ネタなどを交えてお話をさせていただきました。

いまから準備、間に合う準備

後半は、「いまから準備、間に合う準備」というテーマで老後のおカネについて中心的にお話をさせていただきました。

相談でもよくある質問なのですが、「老後にいくらお金があれば大丈夫なのでしょうか?」という問いに対して、どのように考えていけばいいのかをお伝えしました。

と言っても、そんなに難しいことではなく、老後の収入(公的年金や勤め先の企業年金、自分自身で加入している個人年金保険、退職金など)がいくらあるのか?

そして支出としては

  1. 日々の生活費
  2. いざという時のお金
  3. 楽しみのお金

の3つに分けて、自分自身ではどれくらい必要なのかをどのように考えるかをお伝えしました。

収入と支出がわかれば、足りているのか?不足するのか?不足するならいくら不足するのか?がわかるようになります。

不足する金額がわかってからが、老後資金準備のスタートです。

老後資金を準備するには、方法は3つしかありません。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. お金にも働いてもらう

この3つをバランスよく、できる範囲から考えることが大事です。

収入を増やす

収入を増やすといっても、副業をしたり、本業と別にアルバイトしたりというのは大変だと思います。

徐々にスキルアップや昇進を狙うのもいいでしょう。

もうひとつは、「働く期間を延ばす」ということも考えてみましょう。勤めている会社によっては雇用延長や再雇用の制度があるでしょう。

退職してからも、パートやアルバイト、ジルバ―人材派遣などで無理のない程度に収入を作ることも考えてみましょう。

支出を減らす

支出を減らす≒節約というと、食費を削ったり、必需品の利用を限りなく少なくするようなガマンをイメージする人もいるかもしれませんが、それは最終の手段だと思っています。

まずは、毎月定額で支払っているものを見直すことが大事です。

住宅ローン、保険料、携帯電話などの通信費、定期購読している雑誌などです。本当に必要なものまで削る必要はありませんが、契約する会社を変えたり、プランの変更をするだけで、ずっと支出を減らすことが期待できます。

お金にお働いてもう

ここでは、「お金」と書きましたが、実際には持っている資産の活用です。

もちろん、投資信託などを使った資産運用などもありますが、みなさんが持っている資産(モノ)で有効利用できていないものがあります。

例えば、お宝保険と言われているような貯蓄性のある生命保険や自宅不動産などです。

自宅不動産を活用してリバースモーゲージ、JTIの家賃保証制度などを使って「使えるお金を増やす」方法などもご紹介しました。

4時間と比較的長いセミナーではあったのですが、老後のリスクを知っていただくところか、老後資金の準備、具体的な例までお話すると、それぞれが基本的なことだけになってしまいましたが、まずは「知ってもらう」という目的は達成したのかな、と思っています。

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