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FP相談中にあった資産運用相談実例~FPならどう答える?~

2010年11月25日

ファイナンシャルプランナーの自主勉強会(?)であるスタディーグループの中で奈良を活動拠点としている「SGあをによし」さまでセミナー講師を承りました。
セミナーテーマは、『FP相談中にあった資産運用相談実例~FPならどう答える?~』です。

今年スタディグループでお話させていただくのは2度目となります。
前回はあまがさきさまで独立FPとしての活動をお話させていただきましたが、今回は資産運用に関してです。
ファイナンシャルプランナーが資産運用に携わる状況や実際にご相談があった事例や金融機関での対応などをお話させていただきながら、ワークを交えて楽しくお話させていただきました。
ファイナンシャルプランナーが資産運用に携わることがどんどん増えてきているように思います。
そんなときに、「自分らしい」提案をしていただけたらと思いながら経験談をお話させていただきました。

こういった勉強会に招かれてお話させていただくのは本当にありがたいことだと思っています。 感謝!です。

自分が資産運用をしているFPは少ない?

ファイナンシャルプランナーのスタディグループでお話をさせていただく時に、「ご自身で資産運用をしている人はどれくらいいらっしゃいますか?」と聞くと、資産運用を行っているFPは意外少ないのが現状です。

アドバイスを行うからといって、必ず自分自身も経験しなくてはならない、という事はありませんが、経験できるのであれば、やっておくほうがいいと思います。

わたしが資産運用を始めたいな、と思った時はまだまだ証券会社に口座を開設するのはハードルが高く、売買手数料も非常に高かったのを覚えています。確か、株式の売買の一回の最低手数料が3,000円だったと記憶しています。

しかし、今はインターネットが普及し、ネット証券も増え、手数料も格段に安くなっています。ちなみに、わたしが資産運用を始めるきっかけになったのは、ネット証券ができて、手数料も格段に安くなったのが理由でした。

ただ、当時は、今後、自分のライフプランに必要な資金を準備するために資産運用を行うのではなく、いわゆるギャンブル的な楽しみとして株式投資を行っていました(苦笑)

しかし、それがきっかけでファイナンシャルプランナーの資格を取り、職業にしたいと思うまでになるとは思っていなかったのですが・・・。

私のようなファイナンシャルプランナーは特殊かもしれませんが、資産運用については、今後、生命保険の加入・見直しのコンサルティング、住宅購入コンサルティング、人生全体のマネープランを考えるライフプランアドバイス、キャッシュフロー表作成などと同じように相談ニーズが高まっていくと思われます。

なぜ、資産運用相談のニーズが増えるのか?

企業型確定拠出年金を導入する企業が増えている

小泉政権の時に、「貯蓄から投資へ」の掛け声のもと、税制優遇などがあったのも一つですが、もう一つ大きな理由としては、企業型確定拠出年金を導入する企業がが増えてきたことです。

企業型確定拠出年金は、企業が従業員の確定拠出年金専用の口座に毎月掛金を拠出して、退職後の老後資金を準備するものです。

拠出された資金も元に従業員は何らかの金融商品を購入する必要があります。

選択できる金融商品は導入企業によって様々ですが、代表的な金融商品は

  • 定期預金
  • 年金保険
  • 投資信託

が一般的です。

定期預金や年金保険は、事前に決められて金利が確定しており、原則元本が保証されているます。

しかし、投資信託は、商品を介して、国内外の株式や債券、不動産などに投資を行う金融商品です。

このため、株式や債券、不動産といった投資対象に対して投資を行う、いわゆる資産運用の知識が必要になってきます。

どんどんと確定拠出年金を介して資産運用に触れる人が多くなれば、当然相談したいと考える人も増えてくるでしょう。

貯蓄では「増えない」時代

過去のように、銀行の定期預金に預けていれば、「10年で倍になる」という時代ではありません。

銀行に預けていても増えない時代になっています。

対して、物価は急激ではありませんが、すこしずつ上昇をし続けています。

つまり、銀行に預けていても100万円はほとんど100万円のままなのに対して、今、100万円でこうにゅうできていたものが、10年後、20年後には、120万円、130万円する時代になっています。

つまり、銀行に預けている100万円は100万円のままなのに、モノは120万円、130万円になっていまっている、つまり「お金の価値が目減りしている」状態になっていまうのです。

このような物価上昇に自分自身のお金(財産)の価値が目減りしないためにも資産運用を行わうことがとても重要な時代になっているのです。

そんな時代にお金のプロであるファイナンシャルプランナーが資産運用の相談を受けることができないのは、ファイナンシャルプランナーのビジネスとしてチャンスを逃してしまうことになりかねません。

現状は少ない資産運用相談

資産運用相談は実際のところ、現状ではまだまだ相談件数は多いとはいえません。

どちらかといえば、生命保険の見直しや住宅ローンの相談の方が多いのが現状です。

しかしながら、前述のように勤務先で確定拠出年金がスタートした会社の従業員の方や、リーマンショックで銀行から勧められた投資信託が大きく値下がりしてしまったことから、どうしたらいいのかといったような相談に来る人も出てきています。

スタディグループの勉強会では、わたしがFP相談を行っている中で受けた相談事例を元に、「あなただったらどうアドバイスするのか?」といったディスカッション形式で進めさせてもらいました。

スタディグループに参加する人は、すべてファイナンシャルプランナーの資格を持っているのですが、資産運用に関する考え方は人によって全く違っていました。

預貯金や生命保険など、ある程度確実性の高い金融商品をベースにアドバイスを考える人も居れば、投資信託を軸に長期分散投資で資産形成を考えるファイナンシャルプランナーもいました。

FPに相談するときは価値観の合う人に相談しよう

前述のように、一括りにファイナンシャルプランナーと言っても、価値観や考え方は様々です。

特に資産運用のコンサルティングについては、相談を受ける側のファイナンシャルプランナーの経験値や価値観によって大きくアドバイスの内容が異なることが今回の勉強会でわかりました。

あなたがファイナンシャルプランナーに資産運用のアドバイスを受けたいな、と思った時は特にあなたの価値観と価値観があったファイナンシャルプランナーにアドバイスを受けるのが良いのではないかと思いました。

資産運用は結果がすぐにわかるものではありませんし、「こうやっていれば」という「たら、れば」になってしまう可能性があります。

このため、知識量などよりかは、「価値観」がとても大事になってくると考えています。

場合によっては、本格的な相談をする前に2~3人のファイナンシャルプランナーにどんなアドバイスをしてもらえるのかを確認してから、相談をスタートする方がいいかもしれませんね。

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