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資産運用を行う上での期間の「長期」「短期」のイメージ

この記事は2020年3月1日に書いています。

新型コロナウィルスの問題で政府からの自粛要請があったり、
デマなどでトイレットペーパーがスーパーの棚からなくなったりと大騒ぎです。

株価市場を見ても、日経平均がこの一週間で約23500円から
約21100円と2,000円以上下落しています。

新聞などでも、「(一日で)一時900円超の下げ」などの見出しが
躍っています。

韓国やイタリアにも感染が拡大したことから、中国、日本の株式の
下落だけだった状態がアメリカを含む世界全体の株価指数を引き下げ
ている状態になっています。

新型コロナウィルスの問題による下落がいつまで続くのか、
どれくらい下落するのか?は分かりませんが、初期のお客さまの反応
(お電話やメールでのご相談orご報告)はリーマンショックの時と
同じような感じです。

私は2005年からファイナンシャルプランナーとして開業をしているので、
リーマンショック時とその後のお客さまの感情なども見てきました。

初期の頃はどんな感じかと言うと

今は買いですよね!

「今、株式を買った方がいいですよね?」
「下がっているので株式ファンドを買い増しました」などの
連絡がリーマンショック時にも入りましたし、今回も入ってきています。

今回は現在進行形なのでこの後どうなるかはわかりませんが、
リーマンショックの時はしばあく経つと次のような話がたくさん出てきました。

「まだ上がらないんですかね?」

「いつになったらプラスになるの?」

「もう株式は売って〇〇の方がいいのでは?」

などという考えです。

リーマンショックの下落が続いたのは半年程度ですが、
回復するまでには数年がかかりました。

新規のご相談でも、「(リーマンショックの前に)買ったファンドが
ずっとマイナスで、どうしたらいいのだろうか?」という相談が増えました。

資産運用は、「世界の経済が成長することを信じて長期的には向上していく」
ことを前提に行うものだと考えています。

「短期」「長期」の期間イメージが違う

「長期的に見れば市場は回復しさらに上昇する」ことが近い過去の
事例で見て取れています。

私のところに資産運用のご相談にお越しになられる多くの方は短期で
儲けようとは思っておらず、長期的にみて結果として資産が増えていればいい、
老後のお金を準備する方が多いのですが、実際に資産運用を始めてみると、
「長期・短期」のイメージが人それぞれ違うことが出てきます。

わたしが資産運用で短期と言うと「3年未満」くらいかと考えていますし、
長期といえば、「10年、できれば15年以上」を考えてもらいたいと思っています。

運用期間中にはマイナスになる時期も当然ある、とスタート前に頭では
理解をしていても、実際に運用をスタートしてマイナスがずっと続いていると
どうしても不安になってきてしまいます。

最悪なのは途中でやめること

資産運用で大事なのは「相場に居続けること」です。

途中退場をしてしまうと、そこで損失が確定してしまいますし、
将来の利益を得る事も出来なくなってしまいます。

特に積立投資を行っている場合、下落したという事は、
「より安く買える状況」が到来していると言えます。

すでに分散投資をして保有している場合は、リバランスを行って、
「高いものを売り、安いものを買う」という資産運用の王道を行う
ことができるタイミングと言えます。

しかし、一人で資産運用を行っているとどうしてもその時の感情に
流されてしまって積み立てをやめてしまう、下がった銘柄を売却して
しまうという事にもなりかねません。

ファイナンシャルプランナーはお金の専門家で、もちろん正しい知識を
皆さんに伝えることも役目ですが、資産運用については、皆さんが相場の
悪い時にも資産用を続けていくための伴走者(サポーター)だと思っています。

一人でなかなか続けることができない、不安だな、という人は
ファイナンシャルプランナーのサポートを是非受けてもらえたらと思います。

相談料がもったいないと考える人もいるかもしれませんが、
長期で見れば相談料以上のリターンが期待できますし、
その時その時の不安をファイナンシャルプランナーに相談することで解消し、
ストレスがなく人生を楽しむことができます。

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