経営も投資も分散が大事

元エンジニアの大阪のファイナンシャルプランナー中野です。

最近の家電メーカーの低迷ぶりはちょっと残念な感じですね。テレビなど不振深刻 デジタル家電の国内出荷、過去最低水準にという記事に限らず最近の家電メーカーの話題はあんまりいいことはないですね。

とはいえ、これまでの実績や開発を考えると
B. もっとよい製品を作って、がんばって欲しい
と思います。

しかし、経営としては、デジタル家電【だけ】ってのはよろしくないですね。

ひとつが倒れても続けることができること状態をつくるのが大事

経営でも資産運用でもいえることですが、短期的に儲けようとすれば、何か一つの対象に資金を集中する方が大きく儲けることができますが、失敗してしまえば取り返しがつかない状態になってしまいます。

あなたの資産運用が、一か八かで大きな資産を作れたら、と思うのなら一極集中で投資することをオススメしますが、わたしのところにご相談に来られる方は、「老後の暮らしのための大事な資産をつくる」ためにご相談に来られます。つまり、確実とは言えないまでもなるべく目標に近づきたいという要望を持たれています。

そんな場合は、一極集中ではなく、いろいろなものに投資をすることで、「どれか一つがダメでも、他でカバーする」ことができる状況をつくることが大事です。

株だけでなく、債券や不動産、その他の資産に投資することや、日本だけでなく、先進国や新興国にも投資する、といった世界分散投資が重要になってきます。

企業でも、日本国内だけでなく海外進出したり、元々の業種にとらわれずさまざまな業種に進出する企業があるように、あなたの資産もアレコレ持つようにしましょう。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

理系の大学を卒業後、エンジニアとして就職、金融機関勤務を経ず、2005年独立系FP事務所LBプランニングを開設。年間500件以上のマネー相談を受け、「生活者目線のわかりやすい説明」が評判を呼び、NHKや関西テレビなどでの出演、auカブコム証券、ARUHI、信用金庫などでのマネー記事の執筆、企業や行政などでのマネーセミナーなどの実績を持つ。現在も個人の住宅購入、資産運用、保険の見直しなどマネー相談を中心に活動中。2級ファイナンシャルプランナー技能士、AFP、証券外務員二種、DCプランナーを保有

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