お金が貯まる上手な財布の使い方

ご相談を受けていると、「節約してるつもりだけど、なかなかお金が貯まらない」という方が結構います。

もちろん、「お金が貯まって貯まって仕方ない」という人はファイナンシャルプランナーには相談しないのかもしれません(苦笑)。

それはさておき、「お金が貯まらない」という方にオススメなのは、財布の使い方をちょっと変えてあげることです。

財布を二つ持とう!

なかなかお金が貯まらない人のお話を聞いていると、「何にお金を使っているかわからない」という人が意外に多いようです。

だったら、まずは何にお金を使っているかを知ることが大事ですが、家計簿をつけるのは面倒臭いですよね?

そこで、お勧めなのが財布を二つ持つことです。

財布を二つもって、目的別に財布を使い分けてもらいます。

例えば、財布Aと財布Bとします。

財布Aは、絶対生活に必要なモノのための財布です。例えば、食費とか、水道光熱費とか、毎月のお月謝とかです。

財布Bは、趣味や贅沢のための財布です。飲み会やお茶代、趣味の道具の買い物などのためのに使うための財布です。

毎月使うお金を予想する

ここが大事なポイントなのですがが、単に財布を分けるだけでは効果がありません。

最低3ヶ月でいいので、「毎月の使いお金の予想」を立てて、一か月分を財布の中に入れてしまいます。

そして、一カ月財布の中のお金を使ってみて下さい。

ご相談に来られて、これを試していただいたお客さまの大半が、どちらかの財布が「予算オーバー」になってしまいます。

そうです。「何に使ってお金が貯まらないのか」がこれでわかるのです。

財布Aが足りなのであれば、日々の生活のためのお金が自分が考えているより必要だったということですし、財布Bが足らないのであれば、飲み会やお茶代が予想以上に負担になっていることがわかります。

節約は大きいところから

節約をしようと思って、日々の買い物を1円でも安いところで買うのは労力もかかりますし、ずっと続けることができるワケではありません。

まずはどこが自分が思っている以上に使っているのか、を知ることが大事です。

「使い過ぎてるな」ってことがわかって、「これくらいにしとかないと」と思えば自然と節約もできるようになります。

無理な節約をせずに、「ここ」とわかってから抑えることを考えてください。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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