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投資信託は何本購入する?

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iDeCoやつみたてNISAでは投資信託を選ぶ必要があります。
何本購入すればいいか?何本どんな投資信託を持つのが効果的か?
ファイナンシャルプランナーとしてオススメの簡単な選び方を紹介します。

まずは投資信託の特徴を知る

投資信託とは?と検索すると「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資する商品」といった説明が出てきます。

これだけ読むと「投資のプロが適当にいい感じに投資してくれる」と思う人も居るかもしれません。

しかし、実際には「プロに完全にお任せ」というワケにはいけません。

投資信託は「目論見書」に沿って運用されている

投資信託は、商品毎に決まったルールで運用がされています。そのルールが掛かれているのが「目論見書」です。

例えば、「この商品は国内の株式に投資します」と目論見書で決められていると、原則、国内の株式にしか投資ができません。

投資信託は長期運用向きの商品

投資信託は、商品によって異なりますが、少なくても一つの商品の中に数十銘柄、多いと数百銘柄以上の株式や債券が含まれてます。

株式相場を見ても、全ての銘柄がプラス、全ての銘柄がマイナスといった日はほとんどありません。多くの銘柄が下がっていても一部の銘柄は上がっているというのが通常です。

前述のように投資信託は、複数の銘柄がひとつの商品の中に含まれているので、それぞれの銘柄の上昇、下落が相殺されて、個別の株式に比べると、日々の値動きは穏やかになります。

短期では、利益を見込めませんが、長期的に個別株式などに比べると安定的な運用が期待できます。

投資信託の保有数は多くて10本

とはいえ、どれくらいの本数を持てばいいかというと、10本もあれば大丈夫でしょう。

と、いうのも同じ地域の同じ資産に投資をしたり、小さいエリア(国単位など)に投資をしても分散の効果は生まれません。

例えば、

  • 日経平均225インデックスファンド
  • 日本〇〇成長株ファンド
  • 厳選日本IT関連株式ファンド

いったように、同じ日本国内の株式に投資する商品ばかりを選んでしまうと、投資先が重複してしまい、分散の効果を得ることができません。

分散投資をしたいなら

長期投資でオススメされている分散投資をしたいなら、次のような

エリア × 資産 で考える必要があります。

エリア

  • 国内
  • 先進国
  • 新興国

資産

  • 株式
  • 債券
  • 不動産

と3つのエリアと資産で考えれば最大3×3で9銘柄あれば十分といます。

そして、リスクやリターンに合わせて絞り込むともう少し少なくなるでしょう。

リスク・リターンに合わせた取捨選択

前述のように、地域と資産で投資信託の組み合わせをすればいいわけですが、全てを持つ必要もありませんし、均等に持つ必要もありません。

得たいリターンや避けたいリスクで商品を絞り込むことができます。

地域の場合、リスク・リターンが高い順番は

  • 1:新興国
  • 2:先進国
  • 3:国内

となり、資産のリスク・リターンが高い順番は

  • 1:株式
  • 2:不動産
  • 3:債券

となります。

なので、積極的にリターンを得たい場合は、新興国や先進国の株式を中心に商品を選ぶ必要がありますし、リスクを抑えたい場合は、国内や先進国の債券を中心に商品を選ぶ必要があります。

例えば、積極運用をしたい場合は、

各地域の株式を中心に選び、国内や先進国の債券は除外する

安定的な運用をしたい場合は、

新興国の株式、債券、不動産などは除外して、国内や先進国の債券を中心に選ぶ、といった風に取捨選択をすると迷わず選ぶことができます。

エリア×資産なら選ぶ時もそんなに迷わない

現在、国内で販売されている投資信託は5,000銘柄を超えると言われています。

証券会社ひとつでも、2~300銘柄はあるかと思います。

200もの商品からどうやって5~6本を選ぶか?

悩む人も多いかもしれませんが、これもシンプルに考えましょう。

先ほど書いたように、長期分散投資では、「エリア × 資産」で考えればいいわけです。

そうすれば、証券会社のスクリーニング機能を使えば選択する商品はかなり絞られてくると思います。

長期分散投資では、「どの銘柄がいいか」を考えより、「どの資産にどのように配分して持つか」が大事になります。

商品数に惑わされず、広い視野での資産運用を考えましょう。

資産運用をファイナンシャルプランナーに相談するメリット

資産運用を始めたいと思っている人は増えてきていますが、これまで資産運用に縁がなかった場合、何から初めて良いかわからないといった人が大半です。

「とりあえずやってみよう」という考えもあるのかもしれませんが、資産運用は長く続けないと結果がでません。長く続けるためには、大事なことがいくつかあります。

そのためにも資産運用はファイナンシャルプランナー(FP)に是非相談してもらいたいと思います。

その中でも、次のようなFPに相談するのがよいでしょう。

資産運用の基礎をしっかり教えてくれるFP

前述のように、資産運用で成功するためには長く続けることが大事です。

長く続けるためには「納得」してスタートすることが重要です。納得するためには、ある程度、基礎的な知識を持っている必要があります。

いきなり口座開設して、商品を選ぶのではなく、まずは、

  • なぜ長期投資が有効なのか?
  • なぜ分散投資した方がいいのか?
  • 経済と資産運用の関係は?
  • 下がった時、上がった時にどう考えるのか?

などを正しく教えてくれるFPに相談するのがよいでしょう。

ライフプランを元に資産運用を考えるFP

運用結果はもちろん大事ですが、何度も言うように資産運用は長く続けることが大事です。

長く続けるためには、これからの暮らしの中でのケガや病気のリスク、今後の暮らしの中での教育費や住居費などの支出などの変化の中でも資産運用を続けることが大事です。

ですので、資産運用の結果だけにフォーカスをしてアドバイスするのではなく、暮らしの中のお金全般にもアドバイスや考慮をした資産運用のアドバイスをしてくれるファイナンシャルプランナーに相談するのがよいでしょう。

相談者オリジナルの運用プランを考えてくれるFP

人によって、資産運用の目的、目標額、投資できる金額などはそれぞれです。

FPによっては、「私が考えるこの資産配分がいいよ」といったように、オススメプランを勧めてくる人もいます。

スタートするときは何もわからないので、「これでいいかな」と思うこともあるかもしれません。オススメプランで利益が出ているときは何も感じないかもしれませんが、損失が出てしまうと、「こんなはずじゃなかった」「なぜ下がってるの?」「もっと下がるんじゃないの」と不安に思ってしまいます。

なので、あなたにあった資産配分で、もし損失が出たら、どれくらいまで下がりそうなのか?などをしっかりと理解した資産配分でスタートすることが大事です。

もちろん、途中で考え方が変わったり、資産運用に慣れて、途中で変更することもありますが、スタートから納得して続けることができるアドバイスを受けることが大事です。

お試し相談なども利用しよう

LBプランニングでは、初めてファイナンシャルプランナーに相談する人の気持ち的なハードルを下げていただくために「お試し相談」などを実施しています。

本格的な相談をする前に、どんなサポートをしてくれるのだろうか?こんな質問に対応しているのだろうか?相談を受けるFPはどんな人なのだろうか?など、本格的なサポート受ける前のお気軽に相談できるサービスがあります。

まずは、一度気軽に相談にお越しください。

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