資産運用は長くコツコツ~複利の効果を上手に使おう!~

資産運用というと、お金に余裕がある人がすること、たくさん元金がないとできない、というおもっていらっしゃる方も多いかと思います。

よくある話ですが、「資産運用は、住宅ローンの繰り上げ返済や子供にお金がかからなくなってから」という方も多いのですが、実は少しでも早くコツコツとやっている方がとっても有利になります。

積立投資は少額でも長く続けることが有利!

例えば、利回り3%で毎月3万円の積立運用を30年間行うのと、毎月6万円の積立運用を15年間行うのであれば、どちらの結果がよくなるでしょうか?

ちなみに、毎月3万円を30年間積立ても毎月6万円を30年間積立てても元金は同じ1,080万円です。

では、答えですが、

利回り3%で毎月3万円の積立運用を30年間行った場合、1,740万円

利回り3%で毎月6万円の積立運用を15年間行った場合、1,360万円

と少額でも長く続けた方がお金は増える結果となります。小さいお金でコツコツと長く運用する方が結果が良くなるのです。

これは複利の効果と言って、長く運用することによって利息が利息を生む効果が加速度的に上がってくるからです。

もちろん、教育資金の準備や住宅ローンの返済は大事です。

しっかりと支出とのバランスを考えて老後資金準備に使うお金をコツコツと運用していきましょう。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

理系の大学を卒業後、エンジニアとして就職、金融機関勤務を経ず、2005年独立系FP事務所LBプランニングを開設。年間500件以上のマネー相談を受け、「生活者目線のわかりやすい説明」が評判を呼び、NHKや関西テレビなどでの出演、auカブコム証券、ARUHI、信用金庫などでのマネー記事の執筆、企業や行政などでのマネーセミナーなどの実績を持つ。現在も個人の住宅購入、資産運用、保険の見直しなどマネー相談を中心に活動中。2級ファイナンシャルプランナー技能士、AFP、証券外務員二種、DCプランナーを保有

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