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新興国は運用先に入れる?入れない?

ファイナンシャルプランナーの中野です。

老後資金の準備のために、貯金だけでは目標とする金額を貯めれない場合は、何かの方法で資産運用を行うか、目標の金額を下げるなど、お客さまと一緒になって計画をしています。

銀行預金も運用のひとつですが、それ以外に生命保険や投資信託などの金融商品などを使って、老後の生活資金を準備を計画します。

最近は、「投資とは無縁だったけど、今からはしないより、した方がいいと思っているので、無理のない程度で始めたい」と勉強を兼ねてスタートされる方も結構いらっしゃいます。

価値が上がったり下がったりする金融資産での老後資金準備は、

  • 長い期間をつかって短期の上げ下げに一喜一憂しない
  • いきなり大きな金額を金融商品に移さず少しずつ増やしていく
  • ひとつの市場に集中させず、あちこちの市場に分散して持つ

といった、長期分散積立投資の考え方をお伝えしています

金融商品はいろいろあるのですが、長期分散積立投資、つまり、毎月毎月同じ金額を長い期間かけていろいろな市場に投資するツールとして投資信託は便利な商品のひとつです。

長期分散積立投資を行う場合、国内外の株式、債券、不動産、その他さまざまな市場に分けて投資をします。

どの市場にどれくらいの割合で投資するかを決めることを「アセットアロケーション」といいます。

アセットアロケーション投資を行う上で非常に重要なことで、運用のリターンの結果の約8割はアセットアロケーションで決まるとまで言われています。

ですので、どこの市場のどんな金融資産にどれくらいの割合で投資するかは非常に重要です。
例えばですが、日本債券:50%、日本株式:10%、先進国債券30%、先進国株式10%という具合に考えます。(この前に、目標金額に達成するためには何%のリターンが必要かを知ることが必要ですがここでは割愛します)

新興国市場へ投資する?しない?

ここで市場(地域)の選定が気になるところですが、大きな区別として国内、国外(海外)があります。

投資信託の場合、国単位、地域単位、先進国・新興国といた単位で投資をしています。

例えば、国単位だと、アメリカ、オーストラリア、中国、インドといった感じですし、地域だと、北米、アジア、などになります。

長期分散積立投資ではなるべくたくさんの国々に分散したいので、先進国・新興国といった幅色い国々へ投資する商品を選定することが多いです。

では、ここで気になるのが、「新興国に投資するか?」ということです。

どんな資産に投資するかによってリスクの幅は違ってきますが、例えば、同じ株式(債券)に投資するにしても先進国に比べるとリスク・リターンは大きくなってきます。

ですので、ひとつ結論としては目標とするリターンやリスク許容度に応じて新興国に投資するかしないかを考えるのがよいと思います。

世界経済のなかで新興国の比率は大きくなってる?

前述のように新興国を自分のアセットアロケーションに入れるか入れないかは目標次第ですが、ちょっと目線を変えて、世界経済の中での新興国の立場で見てみたいと思います。

下のグラフは世界のGDPに占める先進国と新興国の比率を表したものです(経済産業省HP「第1章 世界経済の現状と課題」のデータからFP中野が作成)。

1992年には新興国の割合は全体の20%にも満たない物でしたが、2013年には30%超、2016年には40%を超す予想がされています。

先進国と新興国のGDP比率

このように世界経済全体において新興国の割合が大きくなていることがわかります。

割合が大きくなっているということは、成長をしているということにもなりますし、市場としても大きくなっていると言えるでしょう。

前述したように、新興国市場は先進国に比べるとリスク・リターンが高い傾向にあるのでアセットアロケーションの中で大きな割合にすると大きな損失になってしまう可能性がありますが、これからの成長による市場の拡大を考えると全く候補に入れない、というワケにはいかなくなりそうですね。

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